November 5, 2016

『お菓子の詩』

六花亭の創業者・小田豊四郎を描いたノンフィクション。
この本を読んで驚いたのは、小田が神田・小川町の「エス・ワイル」でマドレーヌを買う場面。エス・ワイルの社長さんというのは大谷長吉のことだろうか。まさか六花亭がサリー・ワイルの門下生と繋がっていたとは。
高度経済成長時代の話は「へえー」といった感じだが、面白いエピーソドがたくさん語られている本であった。